1994年に生まれた物語

1994年に生まれた物語

母との死別を経て、仕事が原因で適応障害と診断され、それでも精一杯生きる人のお話。

井川椋介

井川椋介

【作家からのメッセージ】

About

あらすじ

サービス残業、手当なしの休日出勤、パワハラセクハラは当たり前。そんな典型的なブラック企業に勤める私は、母の葬儀のため一週間の休暇を取った。

私の歩んできた道を確かめるかのように、母との記憶を探っていく。

母の死、適応障害、休職と転職。目まぐるしく変わっていく環境の中で、私が選んだ先にあるものとは——。

書き手

井川椋介

井川椋介

初めまして。
子供の頃を思い返せば、まさか自分が小説を書き、作家を目指すようになるなんて思いもしませんでした。
でも、いつしか小説のような人生を期待し、小説のような出会いを求めている自分がいました。
もちろん、現実ではそんな「奇跡」は起こらないのかもしれません。だったら、自分で起こしてみよう。
そんな想いから、筆を執り始めたのだと思います。
小説を通した素敵な出会いを楽しみにしています。

井川椋介
1994年年6月5日生まれ。兵庫県出身。
第4回文芸社文庫NEO小説大賞で最終選考ノミネート。

話し手

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